カテゴリー: 読んだ本

『枕草子/方丈記/徒然草』|読んだ本

出来の悪い学生だった頃から10年が経ち、はじめて枕草子を読んでみると、一の段から素晴らしすぎて震えてしまった。

福尾匠『置き配的』|読んだ本

著者は「置き配」に着目して、コミュニケーションのかたちを問い直す。 置き配とは、物そのものの受け渡しによってではなく、届ける側と受け取る側で同時にメタデータを共有することで、「物が確かに配達された」という事実を確定する仕組みなのです。 置き配的 序文 置き配の通知にはそそっかしい写真が添付されている …

ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』|読んだ本

チェコスロバキアの作家ミラン・クンデラによって書かれた世界的ベストセラー小説。読んでまず疑問に思う。なぜ世界中で売れたんだろう?

廣村正彰『字本 JI-BORN』|読んだ本

コピーライターとして「文」とは四六時中、向き合っている。けれど、「文」になる手前の「字」と向き合っているのかと問われると、情けないことに頭を横に振るしかない。言い訳をするならば、コピーライターの考えた「文」を、「字」として「形」や「大きさ」「色」を考えて最終形に落とし込むのはデザイナーさんの仕事だか …

青木淳悟『憧れの世界ーー翻案小説を書く』|読んだ本

この本の一行目は、※から始まる。
※本書収録の小説は、アニメ『耳をすませば』の内容に多くを負っています。

エトガル・ケレット『オートコレクト』|読んだ本

彼の作品は「どう勝つか」ではなく、クソッタレな状況で「どう笑うか」が描かれている。ありえないどんでん返しで最後には主人公が勝ってしまう物語よりも、彼の書く敗者の物語の方がよっぽどスカッとすると思う。