子どもは怠惰を許さない。

息子が覚えている言葉のいい間違えをすると、彼は顔をしかめて訂正する。

生まれたばかりの娘も、歩みを止めればすぐに目を開けて抗議の泣き声をあげる。

ソファーとルーフバルコニーにつながる窓にかけたカーテンの間の7mほどの距離を、娘を抱きながら行ったり来たり。

昼間は晴れていたというのに、夜から雨が降り出した。21時を過ぎ、小雨が少し強まった。雨が街全体を叩くテンポのいい音を体で感じながら、部屋の中を歩く。次第に娘は体の力を抜き、ピクッと体を震わせた。深く眠ったことを確認して、ベビーベッドに置き、寝室へ向かい、僕の布団で寝ている息子を容赦なくどかして、スマホを少し見てから目をつぶる。