午前6時、息子が寝転びながら、横で寝ている私の体の上に乗ってくる。お、重いと耐えていたら、30秒もしないうちに「パパー」と呼ばれ、見ると息子は左手で股間あたりを押さえている。触ると服が濡れていた。

昨夜は早めにお風呂に入り、それからオムツを変えていなかったのだ。

すぐさまお風呂へ連れて行き、シャワーを浴びさせる。服とオムツを脱がせながら「ごめんねー」と言うと「もう!」と怒られる。もう一度「ごめんねー」と言うと「いいよー」と許してくれた。

お風呂の冷たい床に、息子はつま先をあげて踵で立っている。温かいシャワーをつま先から浴びせると、朝一だというのに息子は軽やかに踊るように笑った。

仕事で須磨へ行く。国道2号線沿いを西へ歩いた。海から来るのか、はたまた2号線を忙しく行き交う車が引き起こしたのか、強風が通り過ぎてはまたやってくる。掲示板に貼られていた紙が破れかかっていた。

二月の光と言うのか分からないが、最近、太陽からの陽射しが暖かく色づいてきたように感じる。青空の下、午後二時の光に暖かく照らされる建物を眺めて、潮の匂いをかぎながら歩くのは、気持ちが良かった。